about

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黒牟田焼 丸田宣政窯について


黒牟田窯は、日本の陶歴史の中で武雄唐津北部系に属しており、現在は佐賀県武雄市武内町にあります。
この一帯には過去に多くの窯跡が点在しておりました。
一大群窯の面影を残す山里の自然は今でも変わりません。
黒牟田焼は約430年前に朝鮮陶工と共に帰化した群団陶工の開窯により、
窯の炎を絶やすことなく焼成させてまいりました。
黒釉薬、緑釉薬の味わいと大胆な刷毛目の流線は、黒牟田焼の個性美をあらわしております。

当時は40軒あったといわれる黒牟田焼。
現在では一軒となり、黒牟田焼・丸田宣政窯は長男延親により
かつての伝統を守りながら、新しい時代の民芸陶器と芸術作品の生産に立ち上がり
日々陶品作りに励んでおります。

山間に囲まれ、季節ごとの虫や鳥たちの声、緑の匂いと風は身体を癒してくれます。
ぜひ当店の景色も楽しみにご来店ください。
愛犬の豆シバモモちゃんもお待ちしております。



陶歴

初代 丸田宣政
武雄古唐津系・黒牟田焼の窯元に生まれ父親の下で家業に従事。
1961年に独立。
当時、税金を払えず家財差し押さえの紙を貼られるほど、貧窮に耐える生活を送っていた。
その為、公募展には一切出品せず『焼き物は生活の為に使えるもの』をモットーに
親しみやすく素朴、使いやすい焼き物を追求した。
武雄古唐津焼協同組合の初代理事長を15年務め、若手育成に力を尽くした。
昭和37年以降は各地で個展開催し、絶賛好評を得る。
平成14年佐賀県功労者表彰。
平成26年85歳永眠。



丸田延親(maruta nobuchika)

昭和39年 丸田宣政の長男として誕生
同58年 有田工業高校窯業科卒業
同62年 九州産業大学芸術学部デザイン科卒業 
現代工芸美術展以来毎回入選、うち入賞5回
平成5年博多大丸にて親子展・以後3回 他、百貨店にて親子展多数開催
平成18年現代工芸美術家協会本会員に推挙
同24年佐賀県陶芸協会会員に推挙
第28回日本現代工芸美術展初出展入選、以来22回入選 入賞1回
第26回日展入選 以後12回入選
平成26年全国高総体大会アーチェリー競技大会高円宮妃殿下お成記念品献上
平成28年日展会友に推挙
令和元年 現代工芸・九州会展佐賀県知事賞
改組新日展入選 以後14回入選
NHK美の壺(幻の唐津焼)出演
他、多数入選
平成32年 デザイナー澄川伸一氏と共同新商品『MUTA NOIR』を製作。

ショップ名
黒牟田焼 丸田宣政窯
住所
〒849-234 佐賀県武雄市武内町真手野24767   
TEL
0954-27-2430
FAX
0954-27-2410
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休(但し、盆・正月を除く)
Instagram
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